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日     時:1997年8月17日(日)

会 場 場 所:福島県郡山市 イトーヨーカ堂正面脇広場と西部自動車学校

主  催  者:福島JOYキャラバン開催実行委員会

参加スタッフ:渡邊、水野

参 加 人 数:約80名

内容・所 感:
郡山市にある自立生活センター「オフィスIL」が中心となりJOY−VAN全国キャラバンを開催。イトーヨーカ堂の玄関前に展示、昼より同建物の5階の市民ホールを使ってトークショーも行う。3時より隣の自動車学校のコースで試乗会を行った。宇都宮キャラバンのシンポジウムでパネラーをお願いした「白石清治氏」が、是非地元郡山に呼びたいとの想いで開催されたキャラバンで、各地で行っているキャラバンが確実に反響を呼んでいるひとつの例である。経費の一部を負担してくれたことも付け加えておきたい。

 

日     時:1997年8月28日(木)、29日(金)

会 場 場 所:長崎県佐世保市 西海パールシーリゾート

主  催  者:リハビリテーション工学カンファレンス

参加スタッフ:渡邊、水野、ボランティア2名

参 加 人 数:約100名

内容・所 感:
毎年行われるリハビリ関係者の研究発表集会で、神奈川リハセンターの藤井氏や福岡のせき損センターの松尾氏からの要請で展示。専門家による用具やリハビリの方法の研究発表が中心の集会で、実際に重度の障害者の日常生活や社会環境を変えるという視点が乏しく、JOY−VANを発表するプログラムは残念ながらなかった。会場の玄関脇に展示していたが、障害当事者の参加は少なく健常者の専門家が車椅子に乗った代表の渡邊から説明を受けるのはプライドが許さないのか予想より足を止める人は少なかった。

 

日     時:1997年8月30日(土)

会 場 場 所:長崎県佐世保市 佐世保市西地区公民館

主  催  者:リハビリテーション工学協会自動車SIG

参加スタッフ:渡邊、前田、水野、ボランティア1名

参 加 人 数:約25名

内容・所 感:
前日まで行われていたリハビリテーション工学カンファレンスの自動車の分科会と言えるような研究発表集会である。低床バスや低床路面電車の発表とともに代表の渡邊からもジョイスティックコントロールカーが目本で走れるようにした経過の発表が行われた。しかし、専門家による専門家のための集会で参加者も少なく、まして障害当事者はわずか数名しか見かけなかった。専門家の研究が障害者の日常生活と関係ない世界で行われているかが非常によく理解できた集会であったと共に一石を投じることができたと思われる。

 

 

 

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